概要
本ページは、Josys管理コンソールの「レポートビルダー」について説明しています。
レポートビルダーを使うと、ユーザー・アプリ・ライセンス・ITデバイス・アクセスなど、Josysが保持しているさまざまな情報の中から必要な項目だけを自由に選び、独自の一覧レポートを作成できます。あらかじめ用意された「レポート」メニュー(部署別レポートやアプリ残ライセンス数など)とは異なり、確認したい項目・絞り込み条件・集計軸を管理者自身が組み合わせて作成できる点が特徴です。
想定読者
- Josysの管理コンソールを利用するIT管理者
- 社内向けにIT資産・ライセンス・アクセス状況などのレポートを定期的に作成・共有する担当者
できること
レポートビルダーでは、主に以下のことが可能です。
項目の自由な組み合わせ
以下のカテゴリーから必要な項目を選んでレポートを作成できます。
- ユーザー(氏名、部署、拠点、役職、ステータス、開始日/終了日、割当済ITデバイスなど)
- アプリ(アプリ名、アプリタイプ、アプリカテゴリー、連携ステータス、リスク度など)
- 検知アプリ(シャドーIT等、Josysが検知したアプリのカテゴリー、リスク度、ステータスなど)
- ライセンス(プラン名、総ライセンス数、割り当て済み/未割り当てライセンス、非活用アカウントなど)
- アプリアカウント(アプリアカウントID、ステータス、最終利用日など)
- アクセス(MFAステータス、SSOステータス、特権アカウントなど)
- アプリ棚卸し(アプリ棚卸し名、ステータスなど)
- アプリ棚卸し回答(回答状況、回答日など)
並び替え・削除
選択した項目はドラッグで表示順を入れ替えたり、不要な項目を後から削除したりできます。
絞り込み(フィルター)
レポートに追加した項目に対して、「等しい」「次のいずれか」「次のいずれでもない」「nullである」「nullではない」といった条件でデータを絞り込めます。
集計(グループ化)
選択した項目のいずれかを軸として、件数を集計したサマリー表示に切り替えられます(例:部署ごとのユーザー数集計)。
プレビュー確認
作成中のレポートは画面右側でその場でプレビューでき、列の並び替え・ページ送りも可能です。
保存・再利用
作成したレポートは名前と説明を付けてテンプレートとして保存し、後から呼び出して再編集・再確認できます。
複製・削除
保存済みレポートは一覧画面から複製したり削除したりできます。
CSVエクスポート
作成したレポートはCSV形式でダウンロードできます。ダウンロードは非同期のバックグラウンド処理として実行され、進捗・完了状況は「バックグラウンド処理」画面(CSVダウンロード)で確認できます。
手順
1. レポートビルダーを開く
管理コンソール左メニューからレポートビルダーをクリックします。
まだレポートを作成していない場合は「作成されたレポートはない」と表示されるので、最初から作成するをクリックします。
2. 表示したい項目を選択する
画面左側の「項目を管理する」から、カテゴリー(ユーザー/アプリ/検知アプリ/ライセンス/アプリアカウント/アクセス)を展開し、レポートに含めたい項目の+をクリックします。選択した項目は中央の「選択したフィールド」に追加され、右側の「プレビュー」に列として反映されます。
- 項目の並び替え:選択したフィールドの左端(:: アイコン)をドラッグ
- 項目の削除:選択したフィールドの右側「−」をクリック
3. 必要に応じてフィルターを設定する
プレビュー右上のフィルターをクリックし、「フィルターを追加」から絞り込みたい項目・演算子・値を選択します。値を設定したら必ず適用をクリックしてください(適用前にパネルを閉じると設定が破棄されます)。
4. 必要に応じて集計(グループ化)する
プレビュー右上の集計項目から、選択済みの項目のいずれかを選ぶと、その項目を軸に件数を集計したサマリー表示に切り替わります。詳細な一覧に戻す場合は「なし」を選択します。
フィルターで「ステータス」を選んだ場合の例です:
全てのデータのステータスが「アクティブ」だったため、「アクティブ」一行に集計され、その他データの個数が表示されます。
ユーザーA アプリA ライセンスA
ユーザーA アプリA ライセンスB
上記のような状態でライセンスで集計を行うと、ユーザー数は「2」と集計されます。
5. プレビューでデータを確認する
「データをプレビュー」ボタンをクリックすると、実際のデータが表示されます。列見出しの並び替えアイコンで昇順・降順を切り替えられるほか、画面下部でページ送りや1ページあたりの表示件数を変更できます。
6. レポート名・説明を編集する
画面左上のレポート名の横にある鉛筆アイコンをクリックすると、レポート名と説明を編集できます。あとで探しやすいよう、内容が分かる名前・説明を付けることをおすすめします。
7. レポートを保存する
画面右上のテンプレートを保存するをクリックし、レポート名・説明を確認して保存するをクリックします。保存したレポートは「レポートビルダー」の一覧画面からいつでも開いて再編集できます。
8. CSVでダウンロードする
画面右上のダウンロードアイコン(↓)をクリックすると、レポートのCSVダウンロードが開始されます。処理は少し時間がかかる場合があり、進捗・完了状況は左メニューのバックグラウンド処理画面で「CSVダウンロード」として確認できます。
9. 保存済みレポートを管理する
「レポートビルダー」の一覧画面で対象レポートの行にカーソルを合わせると「…」メニューが表示され、レポートを複製する/削除するが行えます。
レポート活用例
- MFA・SSO未設定ユーザーの抽出:アクセスカテゴリーの「MFAステータス」「SSOステータス」を選択し、未設定のユーザーを絞り込んでセキュリティ対策の優先度付けに利用する。
- 検知アプリのリスク一覧:検知アプリカテゴリーの「アプリケーション」「カテゴリー」「リスク度」「ステータス」を選択し、リスク度でフィルター・集計することで、対応が必要なシャドーITアプリを可視化する。
- 退職予定者の貸与デバイス確認:ユーザーカテゴリーの「氏名」「ステータス」「終了日」「貸与済みITデバイス」を組み合わせ、退職予定者に紐づくデバイスの返却漏れを防ぐ。
上記はいずれも一例です。実際の業務に応じて、必要な項目・フィルター・集計軸を組み合わせてご活用ください。