概要
ポリシーは、アカウント管理やセキュリティに関する運用を、ルールとして設定する機能です。
「何が起きたら」「誰の・どのアプリを対象に」「どのような確認を行い」「何を実行するか」をルールとして設定できます。必要に応じて、利用者へのアクセス確認や管理者の承認を挟むこともできます。
ポリシーとは?
「ポリシー」とは、会社で決めた方針やルールのことです。
アプリやアカウントの管理では、たとえば次のようなルールが当てはまります。
- 入社した人には、業務で使うアプリのアカウントを用意する
- 退職した人のアカウントは削除する
- 長期間使われていないアカウントは、引き続き必要か確認する
普段、担当者が確認して対応しているこうしたルールを、Josysに設定できるのが「ポリシー」機能です。
ポリシーを利用する目的
- 入退社時のアカウント発行・削除などを標準化し、手作業や対応漏れを減らす
- アプリの利用申請やアクセス確認を効率化する
- 未管理アカウントや未利用アカウントへの対応を進め、セキュリティリスクや不要なコストを減らす
Josysのポリシー機能でできること
会社のルールに合わせて、「どのような場合に」「誰の・どのアプリを対象に」「何をするか」を設定できます。
たとえば「退職した人のアカウントは削除する」というルールなら、次のような流れを設定できます。
- 退職した人のアカウントを見つける
- 担当者に、そのアカウントを削除してよいか確認する
- 確認結果に応じて、アカウントを削除する
確認や承認を挟むか、そのまま自動で処理するかは、運用に合わせて設定できます。自動操作に対応していないアプリでは、担当者に作業を依頼することもできます。
毎回手作業で確認・対応していた業務をルールに沿って進めることで、作業の負担や対応漏れを減らせます。
Josysでは次のような運用にポリシー機能を利用することができます。
| 利用場面 | 設定できる運用の例 |
|---|---|
| 入社時のアカウント管理 | 入社した従業員に、必要なアプリのアカウントを作成する |
| 退職時のアカウント管理 | 退職者のアカウントを検知し、確認・承認を経て削除する |
| 未利用アカウントへの対応 | 一定期間利用されていないアカウントについて、引き続き必要か確認する |
| 特権アクセスの管理 | 管理者権限などが付与された際に、その権限が必要か確認する |
| 未承認アプリへの対応 | 利用が認められていないアプリの使用を検知し、利用者にメールで通知する |
ポリシーの仕組み
ポリシーは、主に次の要素で構成されます。
| 要素 | 役割 |
|---|---|
| トリガー | 入退社やアプリの利用など、処理を開始するきっかけ |
| ユーザー条件・アプリ条件 | 対象にするユーザーやアプリの範囲 |
| アクセス確認 | 利用者やレビュー担当者に、アクセスの必要性などを確認するステップ |
| 管理者同意 | アクションの実行前に、管理者が承認するステップ |
| アクション | アカウント操作、メール送信、手動タスクの作成など、実際に行う処理 |
アクセス確認と管理者同意は、必要に応じて設定します。アクセス確認を利用する場合は、回答に応じて実行するアクションを分けられます。
「ポリシー」と「自動化」の関係
「ポリシー」で設定したルールに沿って処理が実行され、その実行状況や履歴を「自動化」で確認できます。
| 画面 | 主な用途 |
|---|---|
| ポリシー | ルールの作成・編集・有効化/無効化 |
| 自動化 | ポリシーに基づく処理の実行状況・履歴の確認 |
たとえば、退職者のアカウントを削除するルールを「ポリシー」で設定した場合、「自動化」では、誰のアカウントが処理されたか、確認・承認待ちか、削除が完了したかなどを確認できます。
プリセットから始められます
ポリシーには、入退社時のアカウント管理や未利用アカウントへの対応など、よく使われる運用に合わせたプリセットを用意しています。
プリセット:よく使われるルールをあらかじめ設定したひな形
目的に合うプリセットを選び、対象アプリや確認先、アクションを自社の運用に合わせて設定できます。新しいポリシーを一から作成することも可能です。
設定方法は「[一部先行リリース]ポリシーの設定方法」をご覧ください。